地下タンクの気密漏洩検査

地下タンクの気密漏洩検査(消防法第14条の3に基づく定期点検)


▼対象施設
ガソリンスタンド、ビル、マンション、病院、学校等の公共施設、ホテル、温泉施設等。

全国石油商業組合への補助金申請をサポート致します。


地下タンクとはガソリンスタンド等の給油施設の石油を貯蔵する上で、工場等で使用する危険物を貯蔵しているタンクを指します。さらに、ボイラーを所有する学校・病院等の公共施設から、ホテル・民宿等の宿泊施設、大型印刷機を所有する新聞社等、地下タンクを所有する施設は様々です。

近年、このような地下タンクを所有する施設での火災・漏えい事故は増加傾向にあり、その原因の1つが腐食劣化等になります。そのため、これら地下構造物からの危険物漏洩を確実に防止するため、漏れの点検が重要になってきています。
※消防法により地下タンク貯蔵所、給油取扱所などは原則として一年位に一回以上の点検が義務付けられています。

漏れの点検は、目視では不可能であり、点検実施にあたっては、点検機器及び高度な技術を必要とするなどの特異性があります。

弊社の地下タンク気密漏洩検査は地下タンク等に係る定期点検技術者講習修了を終了した専門スタッフにて検査を実施しております。価格は低価格で、地下タンクの数に応じたボリュームディスカウント形式を採用しています。



【地下タンク等の気密漏洩検査 サービス提供地域】
東北地方:福島県
関東地方:栃木県、茨城県、群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県
中部地方:新潟県、長野県、山梨県、静岡県



検査方法

▼微加圧検査

地下タンク、配管各部密閉したのち、通気管の通気口先端部分、もしくは遠方注入管の注入口より窒素ガスを封入し、2Kpaに加圧、圧力変化を測定、記録(タンク容量により測定時間が決定)し、タンクの漏洩の有無を検査します。この検査は危険物を貯蔵したままで点検を実施でき、加圧がわずかなので、タンクの破壊や点検後のガスの放出などに伴う危険性が少ない検査です。



▼液相部検査(減圧検査)

微加圧法による地下タンクの気密漏洩検査では、気相部(油に浸かってない部分)のみの点検になるため、微加圧検査と併用し、地下タンクの液相部(油に浸かっている部分)の漏洩の有無を確認する方法で、振動加速度による漏洩検知方法と、磁歪式液面変位センサーを使用する検査方法になります。




微加圧、微減圧試験の大まかな作業時間

タンクの容量によって異なり、加圧完了後15分間の静置時間をおきその後の15分間を測定します。ただし10klを超えるタンクにあっては当該容量を10klで割った値を15分間に掛けた時間を測定時間とします。

例:30klのタンクの場合
15分+(30kl÷10kl×15分)=60分 の測定時間となります。



加圧検査

タンク内の油を全て抜取り、空の状態でタンク及び配管を密閉し、窒素ガスを注入し、加圧検査を行います。なお、加圧検査の場合は液相部検査を行いません。

タンク内の油を全て抜き取るため、タンク清掃とセットで行うことが可能です。
油を全て抜き取って検査するため、一番確実性の高い検査方法となります。また、他の方法で疑わしいとされた場合の確認検査として実施することもできます。


お問い合わせ

株式会社ミヤテックでは、計量機検定やタンクの気密漏洩検査、給油所保安点検など、各種点検・工事を承っております。工事、点検に関するご相談やご質問など、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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