地下タンククリーニング

地下タンククリーニング

燃料貯蔵タンクや配管を使用していると、タンク底部にスラッジ(錆や油分、水分等の汚泥)が溜まります。これらが水分と結合することによってタンク壁面が腐食劣化して漏洩事故に繋がる危険性が増します。これらの危険性を予防するためにもタンククリーニングが必要となってきます。

タンクや配管等の劣化を防ぎ寿命を延ばす方法としては、一番低コストの方法です。



地下タンククリーニングの方法

▼循環式クリーニング
作業員がタンク内部に侵入できない場合の方法として、タンク上部配管からパイプをタンク内部に侵入させて燃料を吸い上げ、専用のフィルターで濾過し、油のみをタンクに戻す方法です。
低コストですが、スラッジを完全に取り除くことができないという欠点があります。
作業時間のおおむねの目安としては、1本あたり 40分~50分 ほどです。


  • ① 油面計を外します

  • ② 油面計にパイプを挿入し、錆、水分、油を一緒に吸い上げます

  • ③ タンクにパイプを挿入。きれいな油を流します

  • ④ パイプを洗浄装置に取り付けます

  • ⑤ 準備が完了し、タンククリーニングを開始します

  • ⑥ パイプから吸い上げた油を濾過装置に通してタンククリーニングを実施します

  • ⑦ 濾過装置できれいな油と錆、水が分離されます

  • ⑧ タンク内部のホースを上下させ、錆をかき出します

  • ⑨ 濾過された錆が排出されました



▼侵入式クリーニング
タンク上部に侵入口がある場合、タンク清掃員がタンク内部に侵入し内部を専用の器具で洗浄、タンク内部を綺麗に拭き取ります。この方法は完全にスラッジ等を除去することが可能です。


  • ① タンク内の油を抜き取ります

  • ② タンクの侵入口を開けます

  • ③ タンク内の酸素濃度を高めるため酸素を注入します

  • ④ タンク内部、清掃前の写真です

  • ⑤ タンク内部に清掃員が侵入し清掃作業を開始します

  • ⑥ タンク内部をブラシで清掃します

  • ⑦ ブラシ清掃後、タンク内部をキレイに拭き取ります

  • ⑧ 清掃後のタンク内部の写真です


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